映画『国宝』滋賀県ロケ地めぐり|旧琵琶湖ホテル「びわ湖大津館」を中心に巡る半日モデルコース

映画「国宝」の舞台になったびわ湖大津館

2025年夏公開の話題作、吉沢亮さん主演の映画『国宝』
劇中で印象的に登場した歌舞伎劇場のシーン、その舞台となったのが滋賀県大津市の「びわ湖大津館」なのです。

びわ湖大津館」は、大津市の柳が崎湖畔公園の中に建つレトロ建築。
現在は一般公開されていて、無料で館内を自由に見学できます。

ロケ地めぐりといえば、作品の世界観を味わえる贅沢な体験。今回は映画『国宝』をきっかけに、その舞台裏となった「びわ湖大津館」の歴史や見どころと「びわ湖大津館を中心にめぐる半日モデルコースをご案内します。

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最寄りの「大津京駅」はJR湖西線で京都駅から2駅目。

びわ湖大津館の地図
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映画『国宝』で撮影された歌舞伎座に似た外観の理由

びわこ大津館と歌舞伎座の外観比べ
びわ湖大津館外観と歌舞伎座外観

映画『国宝』の中で「日乃本座」という歌舞伎劇場に見立てられたびわ湖大津館。玄関口の屋根や全体の構造が歌舞伎座に似ています。外観が歌舞伎座にそっくりなのは偶然ではなく、実際に東京の歌舞伎座(三代目)を設計した岡田建築事務所が手がけているからなんです。

そのため、重厚感のある和風の外観と洋風のインテリアが融合した「桃山様式」のデザインは唯一無二。
映画の舞台として選ばれたのも納得の雰囲気です。

映画ロケ『国宝』の撮影現場「旧琵琶湖ホテル」を歩く

びわ湖大津館正面入り口ロビー
入口ロビー

館内に入ると、1階のロビーはまさに映画『国宝』で使用された場所。
ここは旧琵琶湖ホテル(現 大津館)のロビーです。公開記念としてパネル展も開催されており、実際のシーン写真や撮影の様子を知ることができます。

びわ湖大津館国宝のパネル展
1階にあるパネル展示

このびわ湖大津館ロビーで中村鴈治郎と森七菜さんとの迫力ある演技シーンを撮影されました。

中村鴈治郎さん

映画『国宝』では、吾妻千五郎役を演じるだけでなく、歌舞伎の演技指導も務めたのが四代目・中村鴈治郎さん(1959年生まれ)。
人間国宝・四代目坂田藤十郎さんの長男として生まれ、上方歌舞伎を継承する大名跡の担い手です。舞台で培った経験を生かし、俳優陣に所作や姿勢を丁寧に指導しながら、自身も確かな存在感で作品を支えました。

国宝撮影時かかれたサイン
高畑充希さんと森七菜さんのサイン

昭和天皇やヘレンケラーも宿泊したホテル

再現された貴賓室

びわ湖大津館は、もともとは1934年に「琵琶湖ホテル」として開業し、滋賀県で初めての国際観光ホテルとして誕生しました。

3階には旧琵琶湖ホテル時代の「貴賓室」を復元した展示室があります。
昭和初期のクラシックホテルならではの豪華な調度品や、当時の貴重な写真が並び、往時の優雅な雰囲気を今に伝えています。

この貴賓室には、ヘレン・ケラーや志賀直哉、川端康成といった国内外の著名人、さらには昭和天皇をはじめ多数の皇族も滞在された歴史があり、まさに“湖国の迎賓館”としての象徴的な空間でした。

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現在は無料で一般公開されており、映画『国宝』のロケ地としてだけでなく、昭和初期のクラシックホテル文化に直に触れられるのも、大きな魅力です。

保存された歴史建築と湖畔の風景

柳が崎湖畔公園

琵琶湖ホテルが1998年に浜大津へ移転する際、取り壊しの危機にありましたが、市民の保存運動によって残されました。その後リニューアルされ、現在は「柳が崎湖畔公園」と一体となって多くの人々が訪れる観光スポットに。

柳が崎湖畔公園から琵琶湖を望む
柳が崎湖畔公園から琵琶湖を望む

四季折々の琵琶湖の景色とともに、建物の優雅な姿を楽しめます。カメラ好きなら外観の撮影もおすすめ。夕暮れ時の湖畔と一緒に撮ると映画のワンシーンのような雰囲気に。

湖畔を眺めながら贅沢に|レストラン「ベルヴァンブルージュ」

ベルヴァンブルージュの入口

びわ湖大津館に訪れたらぜひ立ち寄りたいのが、館内のフレンチレストラン 「ベルヴァンブルージュ(Bel Vu en Bleu)」

クラシカルな雰囲気を残す店内は、旧琵琶湖ホテル時代の優雅さをそのまま感じられる空間。大きな窓からは琵琶湖が一望でき、ランチタイムは湖面にきらめく光、ディナータイムはロマンチックな夜景を楽しめます。

ベルヴァンブルージュの琵琶湖を望むテーブル席

料理は地元・滋賀の食材を活かした本格フレンチ。観光途中にちょっと贅沢なランチを楽しむのも良し、記念日のディナーで訪れるのも素敵です。奥にはテラス席も用意されています。

ベルヴァンブルージュのワッフルセット

私はティータイムに 「デザート ベルギーワッフルセット(1,300円・税込)」 をいただきました。ドリンク付き。人気のセットメニューで、こんがり焼き上げられたワッフルにボリュームたっぷりのアイスとフルーツが添えられています。

チョコソースかベリーソースを選べるのも嬉しいポイント。今回はベリーソースを選んだのですが、甘酸っぱさがワッフルと相性抜群でした。湖を眺めながらのティータイムは、まるで映画の余韻をそのまま味わっているような贅沢なひとときでした。

店名ベルヴァンブルージュ
住所滋賀県大津市柳が崎5−35
電話077-511-4180
営業時間⒑:00~21:00
ランチ:11:00~14:30
ディナー:17:00~21:00(予約制)
デザート:10:00~17:00

予約サイト:ホットペッパーグルメ

国宝ロケ地「びわ湖大津館」への行き方

施設名びわ湖大津館
住所滋賀県大津市柳が崎5-35(柳が崎湖畔公園内)
電話077-511-4187
営業時間9:00-22:00(受付時間 9:00-19:30)

びわ湖大津館は主要駅から少し離れているのでいくつかのパターンをお伝えます。

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京都から滋賀方面に行くJR線は「琵琶湖線」と「湖西線」があるので注意してください

電車+バス

JR琵琶湖線大津駅から江若交通バス「堅田方面行き」に乗車し、「柳が崎」バス停で下車。徒歩約3分

電車+タクシー ◀私のおすすめ〇

JR湖西線大津京駅からは徒歩約15分ですが、距離があるのでおすすめです。タクシー運転手さんによると、最近は大津京駅からタクシーで向かう人が増えているそう。

所要時間は5分ほどで、料金もワンメーター程度なので観光客に人気のアクセス手段になっています。

  • 名神高速道路「大津I.C」から約15分。
  • 大きい駐車場あり。

徒歩

JR湖西線大津京駅から徒歩約15分。湖畔の道はなく大型店が立ち並ぶ県道558号線沿いに歩くのがわかりやすいかもしれません。

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国宝ロケ地の周辺の立ち寄りスポット

ブランチ大津京

ブランチ大津京
ブランチ大津京

びわ湖大津館から徒歩圏内にある商業施設「ブランチ大津京」。施設内は広々とした芝生広場があり、子ども連れやピクニック気分を味わいたい方にもおすすめ。

大津京ブランチ
BRANCH

スターバックスやカプリチョーザなど飲食店が充実しており、観光途中の休憩やランチにぴったりです。

映画『国宝』や近江神宮を巡ったあとに、ブランチ大津京でのんびり過ごすと、観光の合間にちょうどいいリフレッシュになります

近江神宮(ちはやふるの聖地として人気)

近江神宮

びわ湖大津館の前を走る道は「神宮道」と呼ばれ、その名の通り真っすぐ進んだ突き当たりに近江神宮があります。徒歩で約15分から20分ほどの距離です。大きな駐車場もあります。

神宮道
神宮道

この神宮道はかつて、昭和天皇がびわ湖大津館(旧琵琶湖ホテル)から近江神宮へお車で向かわれた際にも使われた由緒あるルート。歩道も整備されていて歩きやすい通りです。

近江神宮境内
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近江神宮は天智天皇をお祀りしています。

森に囲まれた近江神宮は、百人一首かるたの殿堂として知られ、漫画・映画『ちはやふる』の舞台にもなった場所。朱塗りの社殿と自然が美しい境内は、写真映えスポットとしてもおすすめです。

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国宝ロケ地滋賀県大津市 まとめ

映画『国宝』のロケ地となったびわ湖大津館は、昭和初期のクラシックホテル文化に触れられる貴重なスポットです。館内を見学した後は、徒歩圏内の「ブランチ大津京」で休憩し、スターバックスやレストランで軽食を楽しんだり、広々とした芝生広場でリフレッシュするのもおすすめ。

そのまま神宮道を進めば、人気漫画・映画『ちはやふる』の舞台にもなった近江神宮へと続きます。歴史散策の後は、京阪石山坂本線「近江神宮前駅」から浜大津経由で京都へ向かうもよし、JR湖西線「大津京駅」から京都・大阪方面へ直行するもよし。

びわ湖大津館を起点に、歴史と映画ロケ地、そして緑あふれる散策を楽しめる半日観光コースとして気軽に楽しめます。

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この記事を書いた人

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