全国の百貨店でもおなじみの和菓子店「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」。
実はその発祥地が滋賀県・大津市だということをご存じでしょうか?
今回訪れたのは、紫式部が『源氏物語』の着想を得たとされる石山寺の東大門前にある「叶 匠壽庵 石山寺店」。
風情ある門前にひっそり佇むこのお店で、思わず言葉を失うほど美しい“名物石餅入りのかき氷”に出会いました。
抹茶の色、石餅の存在感、そして味わい…すべてが想像以上。
暑い夏の午後、小走りで駆け込んだ先で待っていた、五感が喜ぶひととき。
この記事では、そんな石山寺門前の甘味処体験を詳しくご紹介します。
石山寺とは?紫式部ゆかりの歴史あるお寺
琵琶湖から流れる瀬田川のほとりに佇む「石山寺(いしやまでら)」は、
滋賀県大津市にある真言宗の古刹で、その創建はなんと奈良時代まで遡ります。

寺名の由来となった巨大な天然の硅灰石(けいかいせき)が境内にそびえ立ち、
その独特な岩の上に本堂が建てられている様子は、まさに“石の山”そのもの。

そしてこの場所は、あの紫式部が『源氏物語』の着想を得た地としても知られています。
平安時代、彼女がこの寺にこもり、満月の夜に物語の構想を練ったという逸話が残っており、
境内には「紫式部源氏の間」や石碑も。

観光地としての華やかさというよりは、
静けさと歴史がじんわりと染み込むような、そんな空気が流れる場所です。
寺の門前には甘味処やお土産屋さんも並び、
季節ごとに桜や紅葉の景色が楽しめるのも魅力。
都会の喧騒を離れて、歴史と自然に触れたい方にはぴったりの場所です。
叶 匠壽庵 石山寺店とは?大津発祥の老舗和菓子店

「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」と聞くと、全国の百貨店で見かける上品な和菓子の印象を持つ方も多いかもしれません。
実はこのお店、滋賀県大津市で生まれた和菓子店なんです。

創業は1958年。自然の恵みと四季のうつろいを大切に、
素材の味を活かした繊細な和菓子づくりで、長年にわたって多くの人に愛されてきました。
石山寺店は、そんな叶 匠壽庵の中でも石山寺の東大門前に位置し、観光と合わせて立ち寄れます。
お店では、名物「石餅」などの和菓子を購入できるだけでなく、
季節の和スイーツをいただけるイートインスペースも併設。
木の温もりを感じる落ち着いた空間で、ほっと一息つくことができます。

観光地の甘味処とあなどるなかれ。
ここは地元の文化と味がぎゅっと詰まった、まさに“大津らしさ”を味わえる特別な一軒です。

石餅は、お土産として購入することもできます。ただし賞味期限が当日中なので要注意!
名物「石餅」×自家製抹茶のかき氷が想像以上だった

今回、叶 匠壽庵 石山寺店を訪れた一番の目的は、SNSでも話題のかき氷。
注文したのは、名物「石餅」と自家製餡、時間をかけて抽出した抹茶が贅沢にのった特製かき氷です。

まず目を引くのが、見た目のインパクト。
濃い緑色の抹茶シロップがふわふわの氷にたっぷりとかかり、
その上には“小豆餡と、岩”に見立てた「石餅」がどんっと鎮座。

この石餅、実は叶 匠壽庵 石山寺店限定の看板商品で、
素朴ながら力強い味わいが魅力。
かき氷の冷たさに、餅のもっちり感と餡の甘みが絶妙にマッチして、
ひとくちごとに和の美味しさが広がっていきます。
そして驚いたのは、その価格。
石餅が3つものって、叶匠壽庵のクオリティの高い餡、手間のかかった自家製抹茶使用で…なんと650円。
都内なら倍以上しそうなクオリティに、正直目を疑いました。
冷たいかき氷が、暑さでほてった体にすーっと染みわたり、
気づけば無言で食べてしまうほど夢中に。
「ここでしか味わえない」とは、まさにこのことでした。
叶 匠壽庵 石山寺店へのアクセス

京阪石山寺駅からスタートです。ここから約10分程歩きます。駅前にはタクシーがいないことが多いのでタクシーの必要な方は予め予約をしておきましょう。

石山寺は大河ドラマの舞台にもなったことから、紫式部の絵が多くみられました。

石山寺参道は瀬田川沿いにあります。この参道を約10分歩きます。坂にはなっていないので楽に歩くことができます。

途中にある石山寺郵便局は源氏物語の世界観!ポストも紫にラッピングされ、記念切手も販売していました。
| 店名 | 叶 匠壽庵 石山寺店 |
| 住所 | 滋賀県大津市石山寺1丁目576-3 |
| 📞電話番号 | 077-534-6331 |
| 営業時間 | 10:00~16:30(ラストオーダー16:00) |
| 休業日 | 水曜日 |
| アクセス | 京阪電鉄「石山寺」より徒歩10分 |


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